独文の大学院

独文の大学院

慶應義塾独文の大学院(修士課程・博士課程)では、学部卒業後、ドイツ文学や言語、演劇や映画などの芸術分野などについて本格的な学術研究に取り組むことができます。

大学院生は指導教員や専攻教員と相談しながら自分自身の研究テーマを絞り込んでいき、テーマに関する高度なスキルを習得しながら、修士論文や博士論文に取り組むことができます。また大学院の仲間同士で自主的に読書会などを開き、互いに切磋琢磨しています。

慶應独文の大学院には国際的な学問水準で研究ができる環境が整っています。海外の研究者が定期的に三田キャンパスに訪れ、さまざまな研究テーマについてドイツ語で本格的な議論を行なっています。その際、大学院生がその議論の中に入っていけるように、専攻教員はサポートしています。

またDAAD(ドイツ学術交流会)などの奨学金を得てドイツの大学で長期的な研究に取り組み、帰国後、博士論文を慶應義塾文学研究科に提出したり、留学先の大学に提出して博士号を取得しています。

このようにして博士課程を終えた方々の多くが有力な大学を含め、国内の数々の大学において研究者として活躍しています。

また博士課程に進学しないものの、修士課程で自身の研究領域を深める大学院生も一定数います。学士課程では得ることができない高度な語学力や学識、議論のスキルを身につけて、自分の関心領域を学術的に深めることができます。修士課程修了者は新聞社や出版社、学術的・国際的な公的機関や民間企業などで活躍しています。

慶應義塾大学院文学研究科独文学専攻HP 大学院生の研究紹介

修了者の主な就職先(大学)
東京大学、京都大学、北海道大学、名古屋大学、大阪大学、筑波大学、福島大学、宇都宮大学、東京藝術大学、山梨大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、南山大学、福岡大学など多数
修了者の主な就職先(民間企業・公的機関)
朝日新聞、岩波書店、KADOKAWA、学研、文部科学省、国際交流基金、東京大学、有限責任監査法人トーマツなど
演劇学会2022(院卒5名集合写真)
大学院修了者が日本演劇学会でパネル発表を行った際の写真です。
博士課程を終えた多くの方々は様々な大学に就き、研究教育に従事していますが、学会などで再会し、共同研究の成果を発表しています。